マインドフルネスもやりすぎ注意!瞑想にまつわる3つのリスク

マインドフルネスの瞑想にはリスクがあることをご存じですか?マインドフルネスは確かにストレス回避に効果的なアプローチですが、瞑想にはあまり語られていないリスクもあるんです。
リラックス効果を期待して瞑想をはじめたのに、自律神経失調症になってしまっては元も子もありませんよね?
そこで、マインドフルネスの瞑想で心からリラックスするためのリスク回避について今回はご紹介していますので、あなたもマインドフルネスの瞑想リスクを正しく理解して頂き、ストレスフリーなあなたを取戻しましょう。
マインドフルネスもやりすぎ注意!瞑想に潜む3つのリスク
この記事では、マインドフルネスのやり過ぎが及ぼすリスクや瞑想の怖い部分を触れていきたいと思います。
では、その前にマインドフルネスの効果について「マインドフルネスで一番大事なのは呼吸法!その気を付けること3つ」の記事で詳しく説明していますので、ぜひご覧ください。
①自律神経失調症のリスク
瞑想の一番のリスクと言えば、「禅病」と呼ばれる自律神経失調症になってしまうこと。
「禅病」の症状はこんなかんじです。
「禅病」
- 頭痛など、体のあちこちが我慢できないぐらい痛み出す。
- 普通の咳き込みではなく、喘息に近い苦しい咳が出る。
- 呼吸が苦しくなったり、胸が締め付けられる感覚がある。
- 冷や汗がでて、頭はボーッとする。
- 感覚が鋭くなりすぎて「コントロールできない」。
- 手足のしびれや感覚の異常がある。
- 幻覚が見える。(幽霊とかいないはずの声とか、悪いイメージ)
- 手足が異常に冷える。
- 下痢になりトイレに行きたくなる。
結構こわいですね。原因は、運動不足状態で長時間の瞑想を行うことで、昔は僧侶たちの病気でした。
歩く瞑想や有酸素運動を取り入れることで、回避することができます。やはり、体を動かさないのはよくないようです。
②他人の暗示にかかってしまうリスク
「オウム真理教事件」という一連の事件をご存知の方なら、ピンとくるかと思いますが、瞑想中はとても暗示にかかりやすい状態になっています。
「指導者」や「コーチ」などのいる、所謂「マインドフルネス教室」などは少し注意をして、指導者に違和感を感じる場合は参加することをよしてしまうほうがいいでしょう。
ただ、精神科医のすすめでカウンセラーさんのもとで行われるマインドフルネスは医療行為ですので、お医者さんの指導は信用しましょう。
マインドフルネスは健康な精神状態の方であれば、そんなに難しいことではありませんので、独学で充分です。もし、暗示をかけるなら「自分はいつもがんばっていてえらい」とか、「家族はいつもわたしを思ってくれていてありがたい」など、プラスの自己暗示がベストですね。
③瞑想に依存してしまうリスク
瞑想をしていると、えもいえない至福感や万能感、開放感を感じることがあります。これ自体は悪いことではないのですが、この作用に依存してしまうことがあります。
例えば、現実逃避で瞑想をしている場合などによく依存が現れるといいます。
何に依存してもやっかいですが、瞑想に依存すると精神世界がすべてになってしまい、現実をおろそかにとらえ、社会生活が送れなくなってしまいます。瞑想で得られる万能感や至福感はドラッグで得られるものとほぼ同じ、といえば、なんとなくやばさは伝わると思います。
瞑想は健康のための心のストレッチの一つくらいに位置づけて、生活を乗っ取られないようにしましょう。現実があってこその精神世界です。
瞑想中って何がおきてるの?
瞑想中の人の脳を調べた人たちがいます。
瞑想中の脳では、メラトニンやセトロニンなどリラックスしている時に出る物質が多く分泌され、コルチゾールやアドレナリンなどストレスが多い時に分泌されるものたちは減っていました。つまり「普通に起きていたらありえないほどリラックス」をしていたわけです。
その状態に不適切になってしまうのは、やはり危険です。脳の分泌が変わっているわけですので、瞑想といえど劇物にもなりえるというわけです。
わたしが瞑想をしていて感じることは、右脳の働きが活発になってとても心が穏やかになるのですが、あまりやりすぎるとたしかに頭が「わーん」としてきて、急に物の見え方が変わってくるな、ということです。
たしかに瞑想状態にどっぷり浸かってしまうと、現実社会と折り合いがつかなくなる、というのも感覚として理解できます。
マインドフルネスは本当に効く!だから、この4つを守って!
たいてい世の中の効果的なものたちは、多く摂りすぎたり、やりすぎたりするとリスクを伴うものですよね?風邪薬も飲み過ぎれば毒ですし、スクワットもやりすぎるとひざの故障につながります。マインドフルネスも同じです。
瞑想するうえで守るべきはこの4つ!
以下の4つを守れば、リスクはぐんと減り、効果を実感しやすくなると思います。
- 怪しげな教室やセミナーに行かない
- 1日1回5分を守る
- 歩く瞑想か有酸素運動を取り入れる
- 体調や心の調子の悪いときに無理をしてやらない
マインドフルネスは、まだ科学で解明されていないことの多い分野です。
たとえば、トランス状態に入りやすい人やうつを患っている人などは、特に気を付けてとりくむ必要がありますし、そうでないあなたも瞑想中に「なんだか気持ち悪いな」とか「変だな」と思ったらすぐに中断するべきです。
マインドフルネスっ結局どうやるの?というあなた、マインドフルネスの安全なやり方について「こんなに簡単で大丈夫?自分をいたわるマインドフルネスのやり方3つ」の記事でくわしく解説していますので、良かったら合わせてご覧ください。
最後に
マインドフルネスのリスクなどあまり知りたくなかった方も多いかと思いますが、リスクを知ってこそ、安全に瞑想やマインドフルネスにとりくめるとわたしは信じています。
マインドフルネスや瞑想のリスクを知ったうえで、マインドフルネスに取り組むあなたは、知らないで取り組むよりもずっと思慮深く魅力的な女性になっていると思います。リスクに臆せず、1日5分を守ってマインドフルネスを楽しんでくださいね。
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