ピルでもPMSに効かない原因と日常生活で注意する改善ポイント4つ

生理が重くてとにかくツライ。だからピルを飲んでるのに、効かなくてどうしたらいいのかわからなくなっているあなた、見直すべきところは3つだけ!生活と症状を一度見直してみてください。
症状によって、ピルがあっていないだけなのか、PMSではないのかが分かれば対処法もわかります。
例えば、ピルをかえると途端にPMSが軽くなることもあります。それでは原因を一つずつ見ていきましょう。
この記事の目次
PMSにピルが効かない?考えられる原因3つとは?
ピルがあっていない!
吐き気や不正出血等、副作用がでているあなた、今飲んでいるピルは何シート目ですか?
もし、3シート以上飲んでいて副作用が続いているのなら、そのピルはあなたにあっていないピルかもしれません。お医者さんに相談して、別のピルに変えてもらいましょう。
ピルは卵巣からでる女性ホルモンをピル由来の女性ホルモンに置き換えて女性ホルモンを安定させることでPMSを軽くするものですので、置き換わるときに体の中で大変動が起きるために3シート目までは具合が悪くなることも多くあることを頭の片隅に入れておいてくださいね。
また、個人輸入で処方外のピルを飲んでいる場合で副作用が出ているのであれば、そのピルを今すぐやめるべきです。安くて診察もいらないというのは、同時に「危険なもの」であることを認識してください。きちんと婦人科にかかってピルを処方してもらいましょう。
ストレスの多い生活!
生活からストレスは切り離せないものですが、特にものすごいストレスにさらされて続けていると、ピルの効きが悪くなっていしまいます。
人は、寒暖の差や体を冷やすだけでもストレスをため込んでしまうものです。
対人や環境のストレスは減らせないことが多いですので、せめて体をあたため、コーヒーやお酒などの刺激物や血糖値の急上昇急降下をさせる甘いものを減らす生活をしましょう。
白砂糖は体を冷やしますので、甘いものがほしいのならば、メープルシロップや黒砂糖、三温糖などで摂るのがいいですね。
大事なことですが、ピルを飲んでいるあなた、お医者さんにも言われていると思いますが、たばこは厳禁ですよ。血栓症になって、最悪死んでしまいます。
このようなことがPMSにピルが効かない原因と考えられていますが、改善策の一つである身体のツボについて「【症状別】PMSの症状を効果的に和らげるツボの位置と刺激方法9つ」の記事内で方法を詳しく解説していますので、 良かったら合わせてご覧ください。
では、もう一つの原因と思われるのが、PMSではなくPMDDではないかということです。そのPMDDについて、次を見ていましょう。
PMDDの可能性があるのでは?
ピルが効かなくてイライラと憂鬱で毎月死んじゃいたいあなた。PMSではなく、PMDDというより重いPMSかもしれません。
PMDDは生理前に攻撃的、暴力的になったり、重い抑うつ状態から自殺願望を抱いたりと日常生活や社会生活に支障をきたします。
うつ病によく似ていますが、生理が始まって2日程で精神症状が消えるのがPMDDの特徴です。
このかなりヘビーなPMDD、ピルだけではとうていカバーできません。PMDD治療にはピルと抗うつ剤、精神安定剤と、場合によって漢方薬が使われます。
では、そのPMDDであるかの判定として以下のチェック項目よりご自身の状況に当てはまるかチェックしてみてください。
もしチェックリストで2個以上該当する項目があれば、PMDDの診療を行っている心療内科や精神科を訪ねて見ることをおすすめします。
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1.激しいうつ状態、自己否定感、絶望感がある! |
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2.気力がなくなる! |
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3.イライラする! |
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4.激しい不安感を自覚する! |
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5.著しい緊張感があると自覚する! |
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6.日常生活に支障をきたすほどの情緒不安定! |
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7.ひどく悲しくなる・号泣する! |
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8.怒りっぽくなる・攻撃的になる! |
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9.ものごとに興味がなくなる! |
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10.引きこもりがちになる! |
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11.著しく疲れやすくなる・だるくなる! |
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12.判断力・集中力が低下する! |
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13.異常に眠くなる! |
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14.眠れない! |
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15.性欲を抑制できない、もしくは性欲が減退する! |
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16.食欲を抑えられない! |
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17.自分をコントロールできない! |
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18.下腹部が痛い・重い・張る! |
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19.乳房が張る・痛い! |
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20.頭が痛い・重い! |
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21.手足がむくむ! |
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22.便秘になる! |
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23.何かに圧倒される感じがする! |
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24.人の言葉などにひどく傷つきやすくなる! |
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25.希死念慮(死にたいと思う)に襲われる、または自殺衝動に襲われる! |
さて、あなたのチェック項目数はいくつでしたか?もし2個以上あった場合、精神科なんて怖いというかもしれませんが、不安を抱えたままでいるより、安心できる心療内科や精神科と婦人科の両方がある総合病院に行くことをおすすめします。
また、複数の病院に行くより一箇所の総合病院に行く方が初診料も安くなるのでハードルも低くなるのでおすすめです。
事前に電話でPMDDっぽいことや精神科だけのところに抵抗があることを伝えて予約しておくとスムーズですよ。あなたが死んでしまっては元も子もありません。
きちんとお医者さんにかかり、お薬をもらい飲みましょう。
PMS/PMDDになってしまう理由?
PMS・PMDDの原因は、生理前に女性ホルモンのバランスが崩れるためにおこるといわれています。
実はまだ完全に科学で解明されているわけではないので、言い切ることができません。
女性ホルモンのバランスが崩れると次のような症状が現れます。
- むくみやすくなる!
- セトロニンが減り、うつっぽくなる!
- インシュリンの働きが悪くなり低血糖になりやすくなる!
ここまでならば、通常ピルが効きます。ピルが突然効かなくなったあなた、何か生活がごろっと変わるようなことがありませんでしたか?
たとえば、身近な人と死別したとか、病気をした、親の再婚やご自身の結婚、出産、あるいは離婚など、これらのストレスが引き金となり、PMDDが発症することが多くあります。
ピルが効かない!ならどうする?
まず、ピルが効かないなら、日常の習慣で次の4か条をできる範囲で守ってみてください。
- 規則正しく寝起きする!
- コーヒー、お酒など刺激の強いものや甘いものを摂りすぎない!
- 1日に30分程度の有酸素運動をする!
- 一人で悩まず相談する!
この4か条、実は「助産院で自然分娩できる体を作る」ことにかなり似ています。それもそのはず、生理とは本来子供を産む下準備、健康に子供が産める体とは、健康な生理が来る体です。健康な生理はそんなにめちゃくちゃツライものではないはずです。
以上4つを試してみて、それでもだめなら、お医者さんに相談して別の種類のピルに変えてもらったり、他の対策を考えてみて下さい。
日本にピルは12種類ありますので、気長にあうものを探すのがいいかもしれませんね。
漢方薬を取り入れることを考えているあなたに漢方薬についてまとめた「辛いあなたのPMSが軽くなる!市販で買えてそして効く漢方薬3つ」の記事でも紹介していますので、良かったら合わせてご覧ください。
まとめ
PMSもPMDDもとてもツライもの。女性がうつになりやすいのは生理があるからともいわれています、ピルが効かない、あわないというあなた、お医者さんに相談して、少しでも合うものに出会えることを祈っています。
PMSやPMDDを緩和すると、びっくりするくらい穏やかで生きやすくなります。そうなると、あなたはもっと素敵な人になることだと思います。
わたしもがんばって4か条を守り、PMSを緩和しようとしています。お互いにがんばりましょう。
もちろん、無理な日はお布団とお友達をしてしまってもいいんですよ。
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