マインドフルネスで一番多く語られるのが呼吸法のこと。
でも、ちょっと待って!あなたは、本当に正しいマインドフルネスのやり方を理解できていますか。
心が本当に弱っているとき、無理に深い呼吸をしようとすると逆に過呼吸になっちゃう危険性があります。
よって、あなたが正しいマインドフルネスを理解したいなら、マインドフルネスと呼吸のありかたを見直して、安全な方法でマインドフルネスを行いましょう!
【PR】Sponsored Linkマインドフルネスで気をつける3つの呼吸法とは?
まことしやかに、ネット上でウソの情報があふれているマインドフルネスと呼吸のこと。実は、結構危険だったりします。
それでは、マインドフルネスを安全に行うため気を付けたほうがいい呼吸法をみていきましょう。
①呼吸をコントロールしようとしない!
マインドフルネスの基本は自然呼吸です。
たしかに深い呼吸は、自律神経をととのえますが、マインドフルネスをしようとしているあなた、心がとってもお疲れじゃありませんか?
心が限界の時に呼吸をコントロールしようとすると、「吸う息」と「吐く息」のバランスが崩れ、過呼吸になるリスクがあります。
過呼吸で「死にはしないけれど、死ぬほど苦しい」ので、極力さけたいですよね?
心がしんどい時は、マインドフルネスを避けるか、自然呼吸でのマインドフルネスを心がけて!
②呼吸に「意識をむける」ということ
マインドフルネス瞑想とは、呼吸や小さなもの音などに集中し、「ここにいる自分」を感じるトレーニングです。
自然呼吸に意識をむけると「あれ?息ってどうやってしてたっけ?」となるときってありますよね?
そういうときは、呼吸はとりあえず「雑念」ということにして、そのあたりにただよわせておいて、小さな物音や自分と床の接地点の感触などに集中し、「今ここにいる私」を感じてみて下さい。
③それでも深呼吸をしたい時には?
「マインドフルネスでなくてもいいから、深い呼吸で瞑想してみたい!」めちゃくちゃわかります。
深い呼吸は、それだけで気持ちのよいものです。それならば、以下でご紹介の「ヨガの瞑想」を試してみるのはいかがですか?
【ヨガ瞑想のやり方】
[surfing_su_note_ex note_color=”#FFFFF0″][surfing_su_list_ex icon=”icon: arrow-circle-right” icon_color=”#FFC0CB”]- あぐらをかき、座骨を立ててまっすぐすわり、手は上に向けひざの上におく。
- あごを軽く引き、目は半分閉じる。
- お腹をへこめながら、鼻から長く息をはき、お腹がふくらむのにあわせて「勝手に息が入ってくる」のを感じながら鼻から吸う。
- 吸う息より吐く息を意識し、長くはく。
- 5分程度おこない、終わるときは合掌をし、合掌を上から見つめながら意識を現実にもどす。
ヨガの瞑想で大切なのは、先に息をはくことと、はく息を意識すること。細く長く息をはくと、リラックス効果をえられやすくなります。
【PR】Sponsored Linkマインドフルネスは心のトレーニング!
マインドフルネスとは、リラックス法というより、心のトレーニングです。
たとえば・・・
- 今ここで起きていない、過去への後悔や未来への不安
- ここにいない人の分かるはずもないこちらに対するネガティブな評価がくだされるのではないか
という恐怖心などで、頭の中や心の中がいっぱいだと、心の余裕というものが、なくなってしまいます。
それを・・・
- 今ここで、私は私を感じている。
- 今、考えなくていいし、感じなくていいことだ
と意識することで、心に余裕ができ、ここで起きていない恐怖、後悔や不安といったストレスから距離を置けるようになる。そマインドフルネスとは、そういう「心のトレーニング法」です。
ですので、あまりに疲れている時や、心に余裕のない時などは、マインドフルネスを行う前に、ゆっくりお風呂につかったり、しっかり寝たりして、自律神経を整え、疲れを癒してから、マインドフルネスを行う方が、リスクを減らせていいですね。
自律神経を整える方法は「自律神経の乱れを整える方法!1日たった5分で効果を表す方法9選」に!
マインドフルネスのリスクは「マインドフルネスもやりすぎ注意!瞑想にまつわる3つのリスク」に詳しく説明していますので、参考にしていただければと思います。
【PR】Sponsored Link呼吸法だけにこだわることはない!
さきほどもいいましたが、マインドフルネスは「今ここ」を感じるトレーニング。だから、別に呼吸にこだわることはありません。
「こんなに簡単で大丈夫?自分をいたわるマインドフルネスのやり方3つ」にも書きましたが、呼吸は自然の中で、「意識しなきゃ集中できない小さな刺激」であれば、何でもかまわないのです。
「微細な刺激に集中して、今ここにいる私を感じる」ことこそが、マインドフルネスなのです。
【PR】Sponsored Link最後に
呼吸がマインドフルネスのすべてではないこと、お分かりいただけましたでしょうか?
マインドフルネスセミナーなどで「呼吸法」ばかり宣伝しているところは、疑って避けたほうがいいでしょう。
本当に疲れているあなたが、マインドフルネスにこだわらず、癒される手助けができればと思っています。
マインドフルネスは、少し元気になってから行ってください。疲れているときに筋トレをすると、けがをしやすいのと同じで、無理をするのはよくありません。
マインドフルネスの呼吸法を行ってみたあなたは、心に余裕ができ、今より少し生きやすくなっているはずです。
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